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文献詳細

雑誌文献

臨床外科27巻11号

1972年11月発行

論説

前胸壁,鎖骨上部の悪性腫瘍に対する動脈内持続注入化学療法

著者: 宇都宮譲二1 馬来忠道1 小川伸一郎2 津屋旭2

所属機関: 1東京医科歯科大学第2外科 2癌研究所附属病院放射線科

ページ範囲:P.1603 - P.1611

文献概要

はじめに
 制癌剤の動脈内注入法は1958年Kloppら1)が頭頸部腫瘍に対してnitrogen mustardの間歇投与を試みたことによりはじめられ,その後,Sullivanら2)が代謝拮抗剤を用いた持続注入法を提唱し,今日その価値が高く評価されている.
 本法は頭頸部,肝腫瘍が最もよい適応とされていたが,われわれは骨盤内腫瘍に本法を用いる可能性があることをすでに発表した3)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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