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文献詳細

雑誌文献

臨床外科27巻12号

1972年12月発行

文献概要

症例

大腸に発生した異時性重複癌の3例

著者: 鈴木時雄1 西村五郎1 古賀敏睦1 黒須康彦1 山川知洋1

所属機関: 1日本大学医学部第1外科

ページ範囲:P.1771 - P.1775

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はじめに
 同時性であれ,異時性であれ1個体に2個以上の原発性悪性腫瘍の発生をみた場合,原発性多発癌または重複癌と呼ばれ比較的まれなものとされているが,1879年Billroth1)2)によつて記載されて以来,比較的多くの報告がみられるようになつた.
 われわれは,初回手術後いずれも6年以上経過して異時性に発生したと考えられる大腸癌の3例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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