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論説
自動車交通事故による頸部症候群の転帰に関する統計的観察<Ⅱ>
著者: 木下公吾1 片木良典1
所属機関: 1愛媛県東予町共立病院脳神経外科
ページ範囲:P.235 - P.244
文献購入ページに移動 前編に続き,自動車交通事故による頸部症候群の自験例について,転帰に関する統計的観察を述べる.対象とした症例数は,治療期間を含まない単なる転帰(以下,単なる転帰と記す)では430例,治療期間を考慮した転帰の観察では395例である.
来院の時期による分類は,受傷後1週間以内に来院したものを急性例,それ以後1カ月以内のものを亜急性例,受傷後1カ月を過ぎて来院したものを慢性例とした.
来院の時期による分類は,受傷後1週間以内に来院したものを急性例,それ以後1カ月以内のものを亜急性例,受傷後1カ月を過ぎて来院したものを慢性例とした.
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