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文献詳細

雑誌文献

臨床外科27巻4号

1972年04月発行

外科の焦点

食道ファイバースコープによる異物の摘出

著者: 遠藤光夫1 中山恒明1 矢沢知海1 羽生富士夫1 岩塚廸雄1 山田明義1 鈴木茂1 中村光司1 山田和毅1 牧邁1 竹本忠良2

所属機関: 1東京女子医大消化器病センター外科 2東京女子医大消化器内科

ページ範囲:P.437 - P.442

文献概要

はじめに
 食道鏡検査に食道ファイバースコープが広く用いられるようになり,診断面ではほぼ満足する成績をあげてきている.一方治療面については,従来より硬性直達鏡に委ねられてきたが,食道ファイバースコープの治療面への応用として,まず異物の除去を考え一昨年より市販の食道ファイバースコープに併用できる異物摘出用の鉗子を考案し用いてきた.今回は臨床例もふえてきたので,一般外科医も遭遇する食道および胃内の異物の除去について,実際的な面を中心にのべてみたいと思う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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