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特集 皮膚切開法と到達法・Ⅰ
肺の手術
著者: 尾形利郎1
所属機関: 1国立がんセンター外科
ページ範囲:P.785 - P.790
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肺疾患の皮膚切開創を決定するうえで重要な事項が4つある.
第1は病巣,および病巣に到達するまでの局所解剖学的な把握であり,第2はその症例のもつ病態生理学的な状況の理解であり,第3はその疾患のもつ本質的な特徴の認識であり,第4はその手術が全体の治療計画上いかなる役割を演ずるかを念頭に置くことである.
肺疾患の皮膚切開創を決定するうえで重要な事項が4つある.
第1は病巣,および病巣に到達するまでの局所解剖学的な把握であり,第2はその症例のもつ病態生理学的な状況の理解であり,第3はその疾患のもつ本質的な特徴の認識であり,第4はその手術が全体の治療計画上いかなる役割を演ずるかを念頭に置くことである.
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