文献詳細
文献概要
特集 皮膚切開法と到達法・Ⅰ
縦隔腫瘍の手術
著者: 岡厚1
所属機関: 1東京大学医学部第2外科
ページ範囲:P.791 - P.795
文献購入ページに移動はじめに
近年麻酔学,術中術後の管理技術の著しい発展に伴ない,今日では縦隔腫瘍の手術は安全かつ比較的容易に行なわれるようになり,縦隔外科は全国に広く普及されてきたが,このことは曲直部,正岡の全国集計にも歴然と示されている.
縦隔とは左右の胸膜腔,胸骨ならびに前胸壁,脊柱,横隔膜などによつて囲まれた一種の臓器間隙であつて,ここには心臓,大血管,気管—気管支,食道などの重要臓器が集中している.
近年麻酔学,術中術後の管理技術の著しい発展に伴ない,今日では縦隔腫瘍の手術は安全かつ比較的容易に行なわれるようになり,縦隔外科は全国に広く普及されてきたが,このことは曲直部,正岡の全国集計にも歴然と示されている.
縦隔とは左右の胸膜腔,胸骨ならびに前胸壁,脊柱,横隔膜などによつて囲まれた一種の臓器間隙であつて,ここには心臓,大血管,気管—気管支,食道などの重要臓器が集中している.
掲載誌情報