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文献詳細

雑誌文献

臨床外科27巻7号

1972年07月発行

論説

脳肺吸虫症の外科的治療

著者: 東健一郎1

所属機関: 1山口大学医学部第2外科

ページ範囲:P.983 - P.990

文献概要

はじめに
 肺吸虫(肺ジストマ)(Paragonimus wester-mani)は東洋諸国に広く蔓延する寄生虫で,かわにな(河貝子)を第1中間宿主とし,川蟹またはざりがにを第2中間宿主とする.人体への寄生は,川蟹やざりがにを生食または半生食することによつておこる.
 肺吸虫の寄生部位は主として肺であるが,異所寄生をすることも多く,肺以外の寄生部位として最も多いのが脳であるとされている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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