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文献詳細

雑誌文献

臨床外科27巻7号

1972年07月発行

文献概要

症例

小腸に発生し一部悪性化せる神経線維腫の1例

著者: 贄田茂雄1 梅津武美1 菅谷彪1 渋谷一誠1 木村孝哉1 梁盛強2

所属機関: 1平鹿総合病院外科 2平鹿総合病院内科

ページ範囲:P.1011 - P.1015

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緒言
 本来神経線維腫は神経組織のあるところであれば身体のどこの部分に発生してもよいものである.一般的には悪性変化が少なく,多発性に皮膚を主体として発生してくる神経線維腫症として知られている.今回われわれは小腸に単発に出現し,かつ悪性化を呈する稀なる神経線維腫の一例を経験したので報告するとともに,本邦における小腸神経線維腫の集計を行ない若干の文献的考察を加えた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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