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文献詳細

雑誌文献

臨床外科27巻8号

1972年08月発行

文献概要

論説

原発性胃肉腫について

著者: 花田弘義1 赤岩正男1 斉藤敏比古1 成田征四郎1 藤瀬嘉則1 藤岡康彦1 笠原卓1 山口芳1 小島伸彦1 中山和道1 工藤殷弘2

所属機関: 1久留米大学医学部第2外科 2久留米大学医学部第1病理

ページ範囲:P.1153 - P.1161

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緒言
 胃に原発する悪性腫瘍の大部分は癌腫で,非上皮性腫瘍である肉腫に遭遇する場合は稀である.そのため臨床診断は困難であり,大部分は手術を行なつて摘出される標本の組織学的所見,または剖検にて診断されている.
 われわれは最近興味ある原発性胃肉腫2例を経験したので報告し,あわせて教室にて経験せる症例を加えて文献的考察を試みたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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