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文献詳細

雑誌文献

臨床外科28巻10号

1973年10月発行

文献概要

外科医の工夫

伏針の摘出について

著者: 内田好司1

所属機関: 1利根中央病院外科

ページ範囲:P.1449 - P.1449

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 第一線で外科に携わつているものならば伏針で苦い思いをしたことのない人は少ないと思う.それだけに各人がそれぞれの工夫をこらして日常ことに当たつているのであろうが,私は次のようにやつて比較的簡単に摘出できているのでご紹介したい.
 当然のことながら第1に肝要なことは針のOrientierungである.ペンチを用いて虫ピンの頭の部分だけを切りとつて,これを伏針の刺入点にのせ絆創膏で固定する.ついでこの点から5mm〜1cm離れた所(部位による)へ4本の虫ピンを,刺入点を中心として井桁に組みこれも絆創膏で固定する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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