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薬剤
Uronaseによる下肢動静脈,血栓症に対する血栓溶解に関する研究
著者: 大原到1 松岡富男1 阿部和夫2
所属機関: 1東北大学医学部第2外科 2東北大学中央検査部
ページ範囲:P.1459 - P.1465
文献購入ページに移動下肢の動脈血栓症の治療法として最近急激な進展をみたものにFogarty氏カテーテルによる動脈および静脈血栓摘出術がある.一方また血栓を溶解して,これによつて血管の開通を期待する方法がある.この2つの方法が登場して治療成績が向上してきた.
血栓溶解の為に蛋白質分解両酵素が用いられたが,現在ではtrypsin,Plasmin(fibrinolysin)等は用いられなくなり,専らstreptokinase1),またはurokinaseが用いられておる.本論文では後者についてとりあげる.
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