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文献詳細

雑誌文献

臨床外科28巻10号

1973年10月発行

文献概要

薬剤

Uronaseによる下肢動静脈,血栓症に対する血栓溶解に関する研究

著者: 大原到1 松岡富男1 阿部和夫2

所属機関: 1東北大学医学部第2外科 2東北大学中央検査部

ページ範囲:P.1459 - P.1465

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はじめに
 下肢の動脈血栓症の治療法として最近急激な進展をみたものにFogarty氏カテーテルによる動脈および静脈血栓摘出術がある.一方また血栓を溶解して,これによつて血管の開通を期待する方法がある.この2つの方法が登場して治療成績が向上してきた.
 血栓溶解の為に蛋白質分解両酵素が用いられたが,現在ではtrypsin,Plasmin(fibrinolysin)等は用いられなくなり,専らstreptokinase1),またはurokinaseが用いられておる.本論文では後者についてとりあげる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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