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文献詳細

雑誌文献

臨床外科28巻11号

1973年11月発行

文献概要

特集 膵炎の外科 急性膵炎

病態生理と診断過程

著者: 中瀬明1

所属機関: 1京都大学医学部第1外科

ページ範囲:P.1527 - P.1533

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はじめに
 急性膵炎の病因は古くから常に新しい問題としてとりあげられ,多角的な研究がすすめられてきたが,いまだそのすべてが解明されているわけではない.しかし,この研究過程から急性膵炎の発生と進展に関与する多くの因子が見出されて,急性膵炎の病像とのかかわりあいが次第に明らかになつてきている.
 ここでは急性膵炎の病因についての最近の知見を概説し,その病態生理と診断について述べ,術後膵炎,外傷性膵炎などについても一部言及した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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