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文献詳細

雑誌文献

臨床外科28巻12号

1973年12月発行

特集 外科と栄養—高カロリー輸液の問題点

侵襲下の高カロリー輸液

著者: 小野寺時夫1

所属機関: 1東北大学医学部第2外科

ページ範囲:P.1675 - P.1681

文献概要

はじめに
 臨床的に高カロリー投与が生死の鍵となるような場合は,重症感染,手術侵襲,広範熱傷,多発外傷など生体に対するなんらかの侵襲が加わり,栄養代謝も高度に失調していることが多い.このような患者に対して高カロリー投与した場合の代謝動態を検討し,いかにして高カロリー利用を高めるかが重要な課題である.このような観点から本項では,侵襲下の代謝の特性を概説し,手術および他の侵襲下に高カロリー輸液を施行した症例について述べ,侵襲下の高カロリー輸液の問題点,施行上の注意点などについてふれる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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