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文献詳細

雑誌文献

臨床外科28巻12号

1973年12月発行

論説

食道癌手術における食道切開の必要性と手技

著者: 秋山洋1 檜山護1 木暮喬2 板井悠二2

所属機関: 1虎の門病院消化器外科 2東大放射線科

ページ範囲:P.1737 - P.1740

文献概要

はじめに
 食道癌切除に限らず,癌の外科的切除にあたつて,切除断端に癌遺残をさけるべきことは,根治をめざす以上,局所治療としてはまず最低限の必要条件であろう.
 とくに食道癌については後述のように手術手技上の問題,標本上の特性の問題,術前照射後の腫瘍触診の困難性の問題などのため,切除にあたつて断端癌遺残のないよう注意することはとくに重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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