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症例
完全房室ブロック患者の後腹膜腫瘍摘出経験—カテーテルペースメーカーの一時的使用
著者: 阿岸鉄三1 三田俊彦1 石神襄次1 吉田浩2 津島昭平3 森川定雄4 春井正資5
所属機関: 1神戸大学医学部泌尿器科 2神戸大学医学部第1内科 3神戸大学医学部第2外科 4神戸大学医学部麻酔科 5神戸大学医学部病院中検
ページ範囲:P.423 - P.427
文献購入ページに移動完全戻室ブロックを有する患者に対する外科手術は,麻酔導入時や術中出血時などの心搏出量増大を要請される場合,それに応じえないことのため,かなりの危険にさらされることが少なくない.
最近の医用エレクトロニクスの発展は,cardiac pa-cingを比較的容易かつ安全性の高いものとしている.
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