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特集 術後ドレナージの実際
術後ドレナージについて
著者: 槇哲夫12
所属機関: 1東北大学 2東北労災病院
ページ範囲:P.455 - P.456
文献購入ページに移動 このたび,編集子が「術後ドレナージの実際」についての特集号を企画したことは誠に時宜に適したものと思う,外科領域全般についてみても,日常の診療に際し,ドレナージを心にとめないですむ日は1日もなかろう.それほどドレナージは手術や創傷治療と密接な関係にあるわけである.しかし,ドレナージそのものは簡単な操作であるだけに,聞きずてに,あるいは惰性的にこれを用いている人が存外多いものと思う.この辺で,それぞれの領域の専門大家に,ドレナージの意義や実際についての記述をお願いし,それと対比しつつ,もう一度自分のやり方,考え方を反省してみることは,初心者はもとより,経験ある実地医家の方々にとつても是非必要と思うわけである.
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