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特集 術後ドレナージの実際
肝・胆道系手術後のドレナージ
著者: 梅園明1 尾形佳郎1
所属機関: 1済生会宇都宮病院外科
ページ範囲:P.511 - P.515
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術後に行なわれるドナレージの目的が,生体の治癒過程において不利益である貯溜液の排出であり,ドナレージはその目的が終了次第,異物であるドレーンは早急に除去すべきであるという原則は,胆道系の術後においても同じである,肝・胆道系の術後ドナレージにつき特に注意すべき点,特異な点もあるので,われわれの実際に行なつている日常の経験を記述してみたい.
術後に行なわれるドナレージの目的が,生体の治癒過程において不利益である貯溜液の排出であり,ドナレージはその目的が終了次第,異物であるドレーンは早急に除去すべきであるという原則は,胆道系の術後においても同じである,肝・胆道系の術後ドナレージにつき特に注意すべき点,特異な点もあるので,われわれの実際に行なつている日常の経験を記述してみたい.
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