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文献詳細

雑誌文献

臨床外科28巻5号

1973年05月発行

症例

胃結核の1例—過去5年間における本邦報告例の考察

著者: 斉藤敏比古1 小島伸彦1 赤岩正夫1 中山和道1 中山影親2

所属機関: 1久留米大学医学部第2外科 2久留米大学医学部第1病理

ページ範囲:P.723 - P.728

文献概要

はじめに
 胃結核の術前診断は癌,粘膜下腫瘍,潰瘍,その他の胃疾患との鑑別がきわめて困難であり,本邦における報告例をみても術前に確定診断を得たものは数例にすぎない.
 最近著者らはX線検査ならびに内視鏡検査の結果,噴門部悪性腫瘍の疑いのもとに胃底部切除を行ない病理組織学的に胃結核と診断した1例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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