icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科28巻6号

1973年06月発行

症例

巨大な虫垂粘液嚢腫の1治験例

著者: 溝手博義1 橋本憲三1 石井健一1 矢野博道1

所属機関: 1久留米大学医学部脇坂外科教室

ページ範囲:P.857 - P.860

文献概要

はじめに
 虫垂粘液嚢腫はRokitansky(1842年)によつてHy-drops processus vermiformisとし報告されて以来,それと類似の報告が内外文献に散見せられるようになつた.
 最近,私共は右下腹部腫瘤を主訴としてきた57歳の男性で,腸間膜嚢腫の診断のもとに開腹したところ,虫垂粘液嚢腫であつた1例を経験したので若干の考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら