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文献詳細

雑誌文献

臨床外科28巻8号

1973年08月発行

文献概要

特集 急性腹膜炎 胃・十二指腸穿孔治療上の要点

誘導の諸問題

著者: 斉藤淏1 井出裕雄1 鈴木和徳2

所属機関: 1私学共済下谷病院 2菊地病院外科

ページ範囲:P.1049 - P.1056

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はじめに
 とくにこの場合の急性腹膜炎における誘導法(drainage)について書くようにと,難問題が筆者に投げられた.しかし関連したことは最近の本誌(「臨床外科」28巻4号)に,また今春の第73回日本外科学会の学術集会においても十分に論じられているのである.胃・十二指腸潰瘍の穿孔性腹膜炎が主な対象となるのであろうが,これが治療としては,今日の日本では胃切除+無誘導法(以下Dと略記,誘導物にも流用する)が多くに支持されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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