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文献詳細

雑誌文献

臨床外科28巻9号

1973年09月発行

臨床研究

吻合病とBlind loop syndrome

著者: 後藤明彦1 村瀬恭一1 林淳治1 鈴木貞夫1 安永政輝1 佐野彰1 岡部一誠1

所属機関: 1岐阜大学医学部第1外科

ページ範囲:P.1229 - P.1235

文献概要

はじめに
 消化管手術のさいに行なわれる側々吻合または端側吻合の術後に,消化管の短絡を形成したり,または盲端を生じ,その結果種々の術後障害をきたすことは古くから知られており,これらの状態を吻合病,Anastomosen Krankheitまたは盲嚢症候群,Blind loop syndromeなどの名称で呼んでいる.われわれの教室ではすでに渡辺1)が本症の5例について報告しているが,最近さらに6例を経験したので,これらの症例について検討を加えた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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