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文献詳細

雑誌文献

臨床外科29巻1号

1974年01月発行

臨床研究

漏斗胸外科15年の知見(その2)—術後成績および長期予後

著者: 浅井康文1 樫野隆二1 池田晃治1 和田寿郎1

所属機関: 1札幌医科大学胸部外科

ページ範囲:P.85 - P.90

文献概要

はじめに
 1972年8月末までに当科外来を訪れた漏斗胸患者は518例に達し,このうち331例に手術を行なう機会を持つた.術式は胸骨挙上法(Brown氏法)1),それに教室で考案した胸骨飜転術(Sternoturnover)2),および非対称例に対する肋壁成形術(Costoplasty)2)である.漏斗胸の成因,臨床所見,手術適応,手術法および合併症などについては報告したが3),本編ではこれら3つの手術法の術後成績,長期観察結果を患者の評価の面から述べ,あわせて文献的考察を行なつた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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