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特集 外科と血栓
医原性血栓症
著者: 大内博1 葛西森夫1
所属機関: 1東北大学医学部第2外科
ページ範囲:P.1309 - P.1314
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外科に関連した医原性血栓症は,まずSeldin-ger法1)に代表される動脈造影法施行後に発生する動脈血栓症があげられる.しかし,近年血管に対して操作を加える方法は,診断面のみならず治療面にも及んでおり,かなり長期間にわたつてカテーテルを留置することがある.したがつて,医原性血栓症の発生に対しては,常に念頭におき,これに対処することが必要である.
外科に関連した医原性血栓症は,まずSeldin-ger法1)に代表される動脈造影法施行後に発生する動脈血栓症があげられる.しかし,近年血管に対して操作を加える方法は,診断面のみならず治療面にも及んでおり,かなり長期間にわたつてカテーテルを留置することがある.したがつて,医原性血栓症の発生に対しては,常に念頭におき,これに対処することが必要である.
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