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文献詳細

雑誌文献

臨床外科29巻12号

1974年12月発行

文献概要

特集 一般外科医のための小児外科

急性虫垂炎

著者: 織畑秀夫1 島本悦次1 藤本栄四郎1 橋本文教1

所属機関: 1東京女子医大外科

ページ範囲:P.1389 - P.1393

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はじめに
 急性虫垂炎に対する虫垂切除術は外科医として最初のメス下しの手術であり,いわゆる開腹手術としても最初に行なう手術である.手術としては最も初期の外科医の手術ではあるが,反面虫垂炎の炎症の進行した時期には,多種多様の形態を示すために時には非常に難しい手術でもある.すなわち虫垂炎の手術は非常に古いが,また常に新しい,難しい手術といえる.特に幼少児および高齢者においては診断が難しいために手おくれになる場合が少なくなく,この意味からも難しい手術といえる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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