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特集 一般外科医のための小児外科
鎖肛—病型に対する国際分類案の紹介
著者: 森田建1 石原通臣1 斉藤浩1 金子十郎1
所属機関: 1日本大学医学部第1外科
ページ範囲:P.1395 - P.1402
文献購入ページに移動鎖肛という言葉は,肛門直腸の奇形を総括した意味に用いられており,約5,000の出生に1例の割合で発生するとされ,消化管奇形のなかでは最も多いものである.
鎖肛の多くは新生児期にイレウス症状をきたし救急手術を要するが,外科的治療の究極の目的は正常な排便機能を有する肛門を手術的に再建することにある.したがつて本奇形に含まれる種々な病型を的確に診断し,それに適した治療方針,手術術式を選択することが要求される.
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