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文献詳細

雑誌文献

臨床外科29巻2号

1974年02月発行

特集 消化管手術と内視鏡

食道

食道癌に対する内視鏡診断

著者: 遠藤光夫1

所属機関: 1東京女子医大消化器病センター外科

ページ範囲:P.165 - P.172

文献概要

はじめに
 食道の内視鏡として食道ファイバースコープが開発されてほぼ10年になるが,その間,器械の進歩はめざましく,現在日常の臨床に全く支障なく用いられるようになつた.硬性食道鏡が治療面を主に発達してきたのに比べ,食道ファイバースコープは,診断面を中心に発達してきたので,器械が柔軟で患者への苦痛が少ない,挿入技術が容易である,などの一般的事項のほかに,食道内に観察盲点のないこと,生検および細胞診を併用できること,さらに種々補助診断をおこなえることなど,診断面における機能を十分に果たせることが特徴である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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