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文献詳細

雑誌文献

臨床外科29巻3号

1974年03月発行

文献概要

臨床研究

腎不全と手術—手術患者の管理を中心として

著者: 平澤博之1 小高通夫1 嶋田俊恒1 原壮1 野村庸一1 三井静1 沼野健1 相馬光弘1 渡辺義二1 小林弘文1 佐藤博1

所属機関: 1千葉大学医学部第2外科

ページ範囲:P.377 - P.382

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はじめに
 透析療法の発達により末期腎不全患者も延命し,社会復帰できるようになつてきた.それに伴い腎不全患者に対する手術も次第にその数を増している.腎不全患者は慢性透析で維持されている場合もふくめて種々の特異点を有しているので,これらの患者への術前,術中,術後管理もまた特別の注意が必要となつてくる.
 以下われわれが手術をした慢性および急性腎不全患者を中心に,麻酔,透析療法もふくめて,手術患者の管理について概略を述べてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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