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文献詳細

雑誌文献

臨床外科29巻4号

1974年04月発行

文献概要

特集 腹部緊急疾患におけるDo's & Don'ts

腹腔内出血

著者: 須藤政彦12

所属機関: 1済生会神奈川県病院 2神奈川県交通救急センター外科

ページ範囲:P.479 - P.482

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はじめに
 腹腔内出血をきたす外科的疾患は稀であり,肝臓や脾臓の特発性破裂,大動脈瘤の腹腔内破裂などに遭遇することは日常ほとんどないであろう.しかし,開腹術後の後出血や外傷による腹腔内出血は決して少ないものではない.ここでは診療がやや複雑な外傷性腹腔内出血を中心に解説する.
 腹腔内出血をきたす外傷には,交通災害,転落,重量物落下,挾圧,なぐられる,蹴られる,打撲など鈍性外力によるものと,刺創,射創など鋭的外力によるものとがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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