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文献詳細

雑誌文献

臨床外科29巻4号

1974年04月発行

臨床報告

経皮的肝内胆管造影により観察された肝内結石症の1治験例

著者: 木林速雄1 国定謙作2 佐藤林平2 常光謙輔2 須原銀兵衛2

所属機関: 1岡山大学医学部第1外科 2倉敷成人病センター

ページ範囲:P.547 - P.552

文献概要

はじめに
 肝内結石症は胆石症の中でも治療困難な疾患であり,また発見困難なため見落されることも多い.しかし,最近,胆道造影の進歩,特に大藤ら1)により改善された経皮的肝内胆管造影法(以下PTCと略)により術前に診断可能な症例も少なくない.われわれは最近,PTCにより術前診断しえた肝内結石症に遭遇し治療に難渋をきわめたが術後2年間に4回のPTCを施行し,その経過を観察し全治しえたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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