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文献詳細

雑誌文献

臨床外科29巻4号

1974年04月発行

文献概要

臨床報告

進入経路不明の肺,横隔膜および肝内伏針の1治験例

著者: 杉村忠彦1 善山金彦1 亀谷忍1 腰塚浩1 三浦武秀2

所属機関: 1富士吉田市立病院外科 2富士吉田市立病院放射線科

ページ範囲:P.553 - P.556

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はじめに
 肺内異物は戦時中の留弾およびその破片の症例がほとんどであり,平時における症例は比較的少ない.これに比して横隔膜および肝内の異物は非常に稀である.最近われわれは進入経路不明で今日までも報告がなく,比較的長期にわたり右肺下葉内および右横隔膜・肝右葉内に残留した伏針の1症例を経験したので多少の文献的考察を加えここに報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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