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文献詳細

雑誌文献

臨床外科29巻5号

1974年05月発行

臨床研究

胃切除術後の牛乳不耐症と血清Ca濃度について

著者: 小山真1 佐藤厳1 福田稔1 畠山勝義1 武藤輝一1

所属機関: 1新潟大学医学部第1外科

ページ範囲:P.647 - P.650

文献概要

はじめに
 1914年のSarasin1)による胃切除後の骨軟化症例の報告以来同様な症例の記載は多く,Thompsonら2)は最近,欧米における骨軟化症の原因の第1位は胃切除であるとまで極言しているほどである.
 一方,わが国では1957年池田ら3)が胃全剔後の骨変化につき述べているが,われわれの教室の堺4),庭山5)の広範胃切除後の骨軟化症の第1例の報告までほとんどその方面の報告はみられない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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