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文献詳細

雑誌文献

臨床外科29巻6号

1974年06月発行

文献概要

臨床報告

巨大な後腹膜Lipomyxomaの1例

著者: 加辺純雄1 大森幸夫1 中野喜久男1 西村明1 藤田昌宏1 道上淳二1 本田一郎1 篠塚忠1 荻原奉祐1

所属機関: 1千葉県がんセンター消化器科

ページ範囲:P.815 - P.819

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はじめに
 原発性後腹膜腫瘍は1761年Morgagniの最初の報告以来,比較的まれな疾患とされてきたが,最近は多数の報告をみるに至つた.しかしながらその発生頻度は本来他の腹部腫瘍にくらべて低く,殊に混合腫瘍の発生頻度は比較的少ないとされている.
 最近,著者らは原発性後腹膜腫瘍を経験したが,特にその発生母地に関して興味ある症例とみなされるため,若干の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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