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文献詳細

雑誌文献

臨床外科29巻7号

1974年07月発行

特集 痔核と痔瘻の外科

痔核治療のポイント

ホワイトヘッド手術の現代における位置

著者: 中村智1 石谷直昌1 大城隆1 原乙郎1 仲地徹1 林宏一1 関弘明1

所属機関: 1東京医科大学外科

ページ範囲:P.851 - P.856

文献概要

はじめに
 痔核に対する手術療法は各種の原法および改良法があり,それぞれ一長一短があるが,1882年Whiteheadが痔核の根治手術法を発表して以来,多くの外科医が本法を行なつてきた.しかしながら本法による後遺症の報告が多く,手術手技が比較的むずかしいので最近では本法に対する批判がすこぶる多く,あまり行なわれなくなつた.
 われわれはこれらの欠点をできるだけ除外すべく,技術的な改善を加えて古くより本法を行なつているので,われわれの手術方式を紹介し,術後の愁訴を中心に本法の価値について述べてみる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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