文献詳細
術前術後
食道外科・術前術後の病室管理(2)
著者: 岡川和弘1 小川嘉誉1 多田正安1 田野迪樹1 水谷澄夫1 藤山武雄1 川崎勝弘1 安積奎三1 堀川章博1 高橋貞雅1 城戸良弘1 塩崎均1 高塚雄一1 陣内傳之助1
所属機関: 1大阪大学医学部第2外科
ページ範囲:P.933 - P.940
文献概要
1.体位
術後はFouler体位をとらしめるのを原則としている.早期より体位変換を行ない3日目頃よりベット上での起坐,1週間目頃より離床の方向にもつてゆく.また安静仰臥中の時でも積極的に上肢・下肢の運動を行なわしめる.患者の足底に手をあててやり,下肢を能動的に屈伸運動をさせるなどは有益なことである.
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