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文献詳細

雑誌文献

臨床外科29巻8号

1974年08月発行

臨床研究

経皮的胆道造影—合併症よりみた手技上の反省

著者: 岡島邦雄1 山本泰久1 成末允勇1 曾我部興一1 福田範三1 酒井邦彦1 戸谷完二1 木林速雄1 作野和人1

所属機関: 1岡山大学医学部第1外科

ページ範囲:P.1027 - P.1033

文献概要

はじめに
 近年肝,胆道,膵疾患の診断に経皮的胆道造影が優れた診断能を持つことが広くみとめられ,肝生検にも比すべき検査法として内科的にも応用されている1-5).しかしなお本法には少数ではあるが,胆汁漏出,出血等の重篤な合併症が存在し,このことが内科医が行なうにせよ,万一の場合にそなえ外科医の協力体勢を整えておくべきだ3,6,7,12)とされる所以である.本稿ではわれわれが経験した本法合併症の原因を解析し,手技上の問題点につき反省した結果を報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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