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文献詳細

雑誌文献

臨床外科29巻9号

1974年10月発行

臨床報告

小腸潰瘍症の検討

著者: 古川信1 中川正2 西田良夫2 木南義男2

所属機関: 1金沢医科大学一般消化器外科 2金沢大学医学部第2外科

ページ範囲:P.1223 - P.1226

文献概要

はじめに
 消化管の中で,最大の長さをもつ小腸において,外科の対象となりうる局在性の病変を見ることはまれであり,われわれの教室症例においても,1966年より,1972年までの7年間において31例である.その間の教室における開腹総数は3,037例であり,その1%が小腸の局在性病変により手術されていることになる.
 われわれは,この中に小腸に非特異性多発性小腸潰瘍を持つ3例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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