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文献詳細

雑誌文献

臨床外科3巻1号

1948年01月発行

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胃癌に對する胃切除の遠隔成績

著者: 友田正信1 朝長溶1

所属機関: 1九州大學醫學部友田外科教室

ページ範囲:P.1 - P.8

文献概要

第1章 緒言
 外科醫により處置せられる癌患者中,大多數を占むるものは胃癌であり,本病は其の惡性なること諸種癌中隨一とせられ,諸家早期胃切除に對して努力を傾倒してゐるが,未だ所望の域に達しない現況である。
 扨て友田外科教室の前身である後藤外科教室に於て,大正8年より昭和16年末に至る23年間に收容した全胃癌患者は,總數1833名に達してゐる。余等は上記患者中胃切除を行つた709例に就て,主として文書により,又一部は患者を直接來院せしめ診療して其の遠隔成績を調査し,之と密接な關係ある諸事項に就て檢討したので,茲に其の成績を報告し諸賢の批正を仰ぐ次第である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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