文献詳細
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文献概要
骨關節結核は其の頻度の大なること,難治なこと並びに機能障碍の著しいことの三點から,整形外科にでは極めて重要なる疾患であるけれども,治療法の發達は甚だ遲々たるもので,其の技術的方面では種々な發達を遂げたが,治療方針に至つては,未だ昔日の域を脱するわけにゆかないと云ふも過言でない。
斯樣な治療法の遲滯は全く本療法の困難に因るもので,其の研究を怠つたものによるのではない。然し,最近,アメリカに於けるストレプマトイシンの發見は本療法にも一大變改を來す可き期待は極めて大になつて來た。
斯樣な治療法の遲滯は全く本療法の困難に因るもので,其の研究を怠つたものによるのではない。然し,最近,アメリカに於けるストレプマトイシンの發見は本療法にも一大變改を來す可き期待は極めて大になつて來た。
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