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文献詳細

雑誌文献

臨床外科3巻11号

1948年11月発行

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胃切除後に於ける興味ある偶發症の1例

著者: 中嶋淳1

所属機関: 1松本醫學專門學校外科教室

ページ範囲:P.448 - P.450

文献概要

緒言
 吾々は胃癌又は胃潰瘍等の胃疾患に際して,胃の一部又は全部を切除した後に,術後肺炎,後出血,通過障碍,腸閉塞症,縫合不全等不慮の障碍の起る報告をみるが,余は最近胃潰瘍患者の胃切除を實施し,結腸前胃腸吻合術を行ふに際して,Braun氏腸吻合術と併施しなかつたところ輸入脚腸閉塞のため重篤な症状を呈したものを,幸ひ治癒させることの出來た例症に遭遇したので,茲に報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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