文献詳細
文献概要
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脾臓皮下破裂に就て
著者: 白石淸秋1
所属機関: 1大牟田市立病院外科
ページ範囲:P.249 - P.252
文献購入ページに移動I. 緒言
腹部内臓器官中脾臓の皮下破裂は腸管,胃,肝臓及び腎臓の損傷に比し稀有なるものゝ如くなるも,泰西に於てはBerger氏(1903年)が本外傷の300例を蒐集せし以來多數の報告あり。
本邦にありては余の調査によれば岩島氏(1912年)の報告以來今日まで僅に100例に過ぎず。
腹部内臓器官中脾臓の皮下破裂は腸管,胃,肝臓及び腎臓の損傷に比し稀有なるものゝ如くなるも,泰西に於てはBerger氏(1903年)が本外傷の300例を蒐集せし以來多數の報告あり。
本邦にありては余の調査によれば岩島氏(1912年)の報告以來今日まで僅に100例に過ぎず。
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