文献詳細
文献概要
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炎症の藥物療法施行前後に於ける尿反應に就て
著者: 堀內滿1
所属機関: 1慶應義塾大學醫學部外科學教室
ページ範囲:P.280 - P.283
文献購入ページに移動緒言
1935年Domagkが「プロントジール」の實驗的研究の報告をなして以來,炎症に對する化學療法は長足の進歩を遂げて來た。
余は化學療法劑の數種に就き,その投與前後の尿反應を檢査したが,其の結果は藥劑により多少異なる反應を呈すること,炎症の治療經過中に尿反應も亦多少變化を來すものであること等に就いて聊か注目すべき知見を得たので,その概略を述べやうと思ふ。
1935年Domagkが「プロントジール」の實驗的研究の報告をなして以來,炎症に對する化學療法は長足の進歩を遂げて來た。
余は化學療法劑の數種に就き,その投與前後の尿反應を檢査したが,其の結果は藥劑により多少異なる反應を呈すること,炎症の治療經過中に尿反應も亦多少變化を來すものであること等に就いて聊か注目すべき知見を得たので,その概略を述べやうと思ふ。
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