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文献詳細

雑誌文献

臨床外科30巻1号

1975年01月発行

特集 手の外科

手指骨骨折の治療

著者: 星秀逸1

所属機関: 1岩手医科大学整形外科

ページ範囲:P.19 - P.25

文献概要

はじめに
 ドアーに手をはさんだり,野球などの球技で突き指したり,ローラーに手を巻き込むなど,手指骨骨折は日常非常に多く経験し,屈曲転位などの変形を残したまま放置すると,しばしば屈筋腱などが周囲と癒着して機能障害を残すことも少なくない.また,骨折の型も多彩で,その治療に難渋することもある.
 第11回日本手の外科学会において,症例討議の議題に"手指骨折"が取りあげられ,第1図に示すような指骨,中手骨骨折について論議されたが,実際的と思われるので,これらを中心に順を追つて説明を加える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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