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文献詳細

雑誌文献

臨床外科30巻1号

1975年01月発行

特集 手の外科

手の感染症

著者: 南条文昭1

所属機関: 1虎の門病院形成外科

ページ範囲:P.55 - P.60

文献概要

はじめに
 感染症の立場からすれば,手指だからといつて特殊なものではない.しかし,手指が特殊に見られるのは,たえず外界にさらされているために日常生活上些細なものから複雑なものに至る種々の外傷を受けやすく,それに伴つて感染を容易に併発しやすいこと,手指が非常に複雑な構造を有すると共にcompactに出来ているために,一度感染を起こすと特異な拡がりを示すと共に,手指機能の障害を結果として容易に生ずる危険性のあることによるといつてよく,このような意味合から適切な治療が要求されることとなる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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