文献詳細
臨床報告
びまん性にみられた胆嚢Papillomatous Cholesterosisの稀なる1例
著者: 萩原信宏1 三品寿雄1 平尾雅紀1 早坂真一1 佐藤富士夫2
所属機関: 1北海道勤労者医療協会札幌病院外科 2北海道勤労者医療協会札幌病院病理
ページ範囲:P.99 - P.102
文献概要
胆嚢粘膜に黄白色の斑点が散在するが,あるいは粟粒大から米粒大のポリープ状突出を有する胆嚢は,胆嚢コレステロージスと呼ばれる.
報告者によつては「苺様胆嚢」1,2),「絣様胆嚢」3-5)等,種々の名称が使われるが,同一のものである.本邦ではその名称は,次第に肌嚢コレステロージスに統一されてきている4).
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