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文献詳細

雑誌文献

臨床外科30巻10号

1975年10月発行

臨床報告

腸捻転を伴えるChilaiditi症候群の1手術経験例

著者: 鈴木康紀1 土田博1 千葉宏俊1 津島恵輔1 笹村雅人1 山形尚正2 三上俊郎2

所属機関: 1国立弘前病院外科 2国立弘前病院がんセンター

ページ範囲:P.1337 - P.1341

文献概要

はじめに
 消化管の一部が肝と横隔膜との間に嵌入している状態をChilaiditi症候群として今日よく知られているが,臨床上特に重篤な症状を示すことが少ないので,実際に遭遇することは非常に稀である.最近われわれは嵌入腸管の横行結腸が軸捻転を起こしイレウス症状を呈してきた本症候群の1例を経験し手術する機会を得たので若干の文献的考察を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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