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臨床報告
外傷性振顫に対する定位脳手術の経験
著者: 大久保忠男1 郭隆璫1
所属機関: 1東北大学医学部付属脳疾患研究施設脳神経外科
ページ範囲:P.1359 - P.1362
文献購入ページに移動はじめに
頭部外傷後に四肢に振顫を来す現象は,日常われわれのしばしば経験するところである.しかしながら,これらの疾患に対する報告,研究は現在までのところ多くはない.われわれは頭部外傷後に四肢に振顫を来した2症例に対してstereotaxic thalamotomyを行ない, 1例は著効を得,1例は軽度の改善をみた.ここにこれらの症例について報告し,合わせて若干の考察を加える.
頭部外傷後に四肢に振顫を来す現象は,日常われわれのしばしば経験するところである.しかしながら,これらの疾患に対する報告,研究は現在までのところ多くはない.われわれは頭部外傷後に四肢に振顫を来した2症例に対してstereotaxic thalamotomyを行ない, 1例は著効を得,1例は軽度の改善をみた.ここにこれらの症例について報告し,合わせて若干の考察を加える.
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