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文献詳細

雑誌文献

臨床外科30巻11号

1975年11月発行

臨床研究

間歇性跛行の手術療法

著者: 塩野谷恵彦1 平井正文1 河合誠一1

所属機関: 1名古屋大学医学部分院外科

ページ範囲:P.1489 - P.1493

文献概要

はじめに
 間歇性跛行とは下肢動脈の慢性閉塞症,すなわちBuerger病や閉塞性動脈硬化症などに特有な症状で,歩行にさいして下肢の筋組織に生じるいたみのために,ある距離以上歩行を続けることができなくなる病態をいう.
 歩行をやめると間もなくいたみは消失するが,また歩みを続けるとほぼ同じ距離までくると前と同様ないたみが生じて休止せざるをえなくなる.いたみを生じるまでに歩く距離すなわち跛行距離は,同じ歩行速度ならほぼ同じである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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