icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科30巻12号

1975年12月発行

臨床報告

Hirschsprung病を思わせた先天性結腸狭窄症の1治験例

著者: 今泉了彦1 大森協司1 芳賀駿介1 保科清2 吉田栄子2

所属機関: 1東京女子医科大学第2病院外科 2東京女子医科大学第2病院小児科

ページ範囲:P.1637 - P.1640

文献概要

はじめに
 先天性腸狭窄症の病理本態は,腸閉鎖症と同一のものと考えられており,その発生原因は在胎期間中の腸間膜損傷,腸捻転絞扼,腸重積,ヘルニア嵌頓等による腸壁の虚血性変化の帰結だとする考え方"accident the-ory"が支配的である1,9,11,12)
 起因が軽度であれば狭窄にとどまり,強ければその程度によつて種々な型の腸閉鎖(Louw9)等の分類Ⅰ〜Ⅲ型)を呈するものといわれている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら