文献詳細
文献概要
臨床研究
胃集検発見胃癌の検討
著者: 岡島邦雄1 藤井康宏1 石川純1 荒木京二郎1 戸谷完二1 寺田紘一1 伊藤国昭1 花房伸1 川西瑞哉1 坪井淳1 安田正幸1 小坂久史2
所属機関: 1岡山大学医学部第1外科 2岡山成人病センター
ページ範囲:P.227 - P.230
文献購入ページに移動1963年岡山県に初めて検診車が設置され,いわゆる岡山方式による胃集団検診が発足し10年が経過した.この間,集検にてチエックされ,ついで精密検査の結果,発見された胃癌患者,同容疑者については県下18保健所に登録されているが,その後の追跡調査は一定地域に限られ,県下全域にわたる調査はなされていなかつた.しかし,1971年4月岡山市に岡山成人病センターが開設され,岡山県全域の追跡調査が可能となつた.これを機に今回判明した1970,1971年度の集検胃癌の手術例を教室の切除胃癌例と比較・検討を行なつた.
掲載誌情報