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文献詳細

雑誌文献

臨床外科30巻4号

1975年04月発行

手術の周辺

持続陽圧呼吸PEEPおよび間歇強制換気IMVによる呼吸管理

著者: 後藤幸生1 宮野英範1 永田真敏1

所属機関: 1名古屋市立大学医学部麻酔科

ページ範囲:P.489 - P.497

文献概要

はじめに
 急性呼吸不全の患者に対してレスピレーターによる機械的人工呼吸法は,日常広く行なわれている.しかしながら,ごく短時日の間に患者の呼吸状態が回復した場合はよいが,一旦長期化するとかえつて呼吸器系のみならず全身的な不治の障害すら残すようになり,その他いろいろの難かしい問題が生じてくる.
 本稿では,これらのうち2つの問題点すなわち人工呼吸中のhypoxemiaとweaningの方法につき考察し,その対策としてわれわれの行なつている方法ならびに症例につき述べてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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